「四つ葉のクローバー」


第11話:「最後の手紙」


由利香は元々病気がちで、ある病気にかかり、中学2年の終わりに亡くなった。
由利香のいなくなった病室に、手紙と1冊のノートがあった。
『淳也くん、これ…由利香が淳也くんに…って』
由利香の母親が、淳也にそれを渡した。
淳也はすぐに手紙を読んだ。
手紙には、こう書かれていた。

【淳也、貴方に伝えたいことがあります。私は、淳也のことが好きでした。でも私はもう生きていられない。私が淳也に言いたいのは、好きな人にちゃんと自分の気持ちを伝えないと、後悔するということ。淳也は後悔しないでね。淳也…今までありがとう】


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