「四つ葉のクローバー」


第12話:「花言葉」


手紙を読み終えた淳也は、手紙と一緒に渡されたノートを開いた。
【花言葉ノート】…そう書かれたノートの中には、たくさんの花や草の名前と、その花言葉が書いてあった。
『由利香…花、好きだったもんな…』
ノートの最後のページには【四つ葉のクローバー…私のものになって,私を想っていて】と書かれていた。
それを見た瞬間、淳也の瞳から涙が零れた。
『あの時のクローバーって…もしかして…』


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