新、浦島太郎


第2話:亀を助けたら


子供って言うか、中学生くらい3人だ、「やめろ、かわいそうだろう。」となかのリーダー格が「じじい、この亀の飼い主か?」と睨んできた。「飼い主じゃないけど、かわいそうだろう。」 「かわいそう?なら、金でも出しな」リーダー格が襲ってきた。残りの二人も次々に襲ってきた。おれは竿を振り回した、ビシッて中の一人の顔に当り。痛って叫ぶ、リーダー格が俺の後ろから何かでごつんと殴ってきた。あとは真っ暗になり、気を失った。気が付くと、俺の服のポケットは調べられ、裏返り、竿は折られてた、亀は?って見ると、亀は仰向けにされもがいている。俺は痛む頭を振り、立ち上がり亀を仰向けから救って、海に帰してやった。世の中割に合わないな、良いことしたのに、殴られ竿折られ、踏んだり蹴ったりじゃん。


第3話へ

第1話へ

目次に戻る
TOPに戻る
ISM Inc.