怪奇談


第3話:病院見舞い


病院は怪談話に枚挙がないが、自分が遭遇するとは考えもしなかった。叔父さんが入院していたので、夕方5時頃お見舞いにいった。叔母の話しでは、まだまだ元気って事だったが、病室は個室を使っていた。叔父を見舞いに病室に入って一瞬、俺は固まる。なぜなら、そこに死神、直感的にそう感じたが、死神がたたずんでる。死神は黒いマントを着て、長い柄の鎌を持ち立ってた。顔までは見えなかったが、『げっ』と思った。気を取り直した俺は、叔父と叔母に何気なく話していたが、そばに死神がいるので、ものすごく気になる。俺は叔父が1ヶ月の命と感じた。しばらくして病室を後にした。やがて1ヶ月後叔父はあの世に旅立った。


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