君と永遠に…


第20話:-詩音と-


待ちに待った詩音と遊びに行く日っ。

朝7時に起きて用意をして、9時前に家を出た華弥。

華弥【ちょっと早く着き過ぎたかなっォ】

そりゃそうだろう。

待ち合わせ時間は、10時。

電車がきたのが、9時32分。

着いたのが9時47分。

もちろん詩音は、来ていない。

詩音にメールをした。

華弥【w着いたよっ】

5分後くらいに電話がかかってきた。

華弥【もしもし?】

詩音【も-し?華弥?】

華弥【うん。ど-した?】

詩音【どこおるん?】

華弥【JR駅の…花壇とこに座ってる-】

詩音【了解。】


華弥は、携帯をいじっていた。

コツ…コツ…

足音が止まった。

【華弥…?】

低い聞き覚えのある声。

華弥は、顔を上げた。

詩音だ。

相変わらず綺麗な顔立ちの詩音。

初めて会ったときは、茶髪だったのに、それに加え、赤のメッシュが入っていた。

華弥【おっ!お久しぶりですっ】

詩音【久しぶり】

とニコッと笑う詩音。

犯罪だよ…その笑顔…w


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